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竹かんむりにに旬と書いて、「筍」まさに春を代表する旬の味です。
京都では竹の子に適した保質性の高い粘土質と、適度な平均気温と降水量にも恵まれた京都産の竹の子は、
甘み、柔らかさ、歯ざわりは格別です。竹の子は鮮度が命、皮のつや、うぶ毛、切り口で味が変わります。朝掘りの竹の子をぜひ御賞味ください。 |
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竹取物語にも登場した京都の竹の子は1470年頃に中国の杭州から孟宗竹の原種が渡って来たとされています。長岡京市には、孟宗竹発祥の地の碑があり、この地に植えられたのが京竹の子の始まりです。
歴史のある京都でおいしい竹の子の栽培方法が現在に引き継がれ、酸性粘土質の土壌と適した気象条件のもと生産されてきました。 |
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京都では、竹の子はできるものではなく作るものです。収穫時期が終わっても来年のために竹やぶを1年かけて手入れして行きます。竹やぶと言うよりもまさにたけのこ畑です。肥料をあげ、成長した親竹の先端を日当たりも考えて間引きしていきます。これは根を成長させるためでもあります。土は、全体に藁を敷き詰め土をかぶせ、ふかふかのやわらかい土壌に整備していきます。こうして愛情込められ育った竹の子たちは、今年も春に顔を出します。 |
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